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去年の秋頃から当院に来られていた、当時大学院生の女性から言われたことです。
最初のきっかけは、大学院の修士論文を書くため、毎日パソコンで長時間作業をすることによる肩こり(&たまに腰痛)が主なお悩みで来られていました。
ご自身でストレッチをしたり、リンパ系のマッサージ(?とご本人が仰っていました)を受けたりはしているが、なかなか改善しないとのことでした。
読書が趣味であったり、スイーツが好きというのも、肩こりを助長しているようでした。
また、健康診断で脊椎側弯症と診断されてたことがあったそうで、こちらは
「今すぐに治療が必要という状態ではない。」
と説明を受けたそうです(※1)が、背骨が歪んでいる状態ですから、慢性的な肩こりと無関係であるはずがありません。
※1 原因不明と言われている所謂「構築性(特発性)側弯症」ではないから、「治療の必要はない」と言われたものと思われます。
外見上、服の上から背骨の側弯がわかるほどひどくはありませんでした。
当院では、構築性(特発性)側弯症のため10代で固定手術(※2)を受けた女性でも、
・腰痛
・腰や肩の可動域
・姿勢(上半身の前傾や左傾)
など、顕著に改善できた実績もありますので、
・側弯と肩こりとの関係
・施術による、それらの症状への効果
・側弯の程度の軽減の可能性
などをご説明し、施術を受けていただきました。
4回目で
「肩こりも腰痛もなくなりました。」
とのことで、
「あとは姿勢などに気をつけて、良い状態をキープしていけるようにしましょう。」
…という話をしかけたところで、さらに
「この頃、昔のことをよく思い出すようになったんです。
記憶力も良くなった気がします。」
と仰いました。
大学院での研究で、日々頭を使われているから、そういった変化に気付かれたのかもしれませんが、ご本人の方からそういった感想を仰ったので、あらためて「なるほど~」と思いました。
当院で全身の基本調整として用いている DRT には、実は
脳の中をデフラグする
ような効果もあると言われています。
骨盤~背骨しかさわらない DRT によって身体の状態が改善するのは、
脳と身体の神経伝達(情報の行き来)
が改善するのはもちろん、
脳の管理能力
が高まって、的確に身体を修復する指令が出されるようになるからなのですが、それはつまり
「脳の状態そのものが良くなっている」
こととイコールであるとも言えます。
そう考えると、記憶力が良くなるのも当然と言えば当然です。
※ この方のように「実感するほど」改善するかどうかは個人差があると思われますが…。)
また、その他、肩こりや腰のハリが気にならなくなって、ストレスフリーの状態になることで、脳が目の前のことに集中しやすくなったということも一因としてあるかも知れません。
何はともあれ、ご自身としては研究がはかどるようになったとのことで、その点に関してもご満足いただけたようでした。
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